パリ シャルル・ド・ゴール空港からブリティッシュエアウエイズでロンドンヒースロー空港に移動時、同空港2Aターミナルからの出発になりましたが、OneWorldアライアンスのキャセイパシフィックラウンジを使用しましたので、様子をお伝えします。
シャルルドゴール国際空港
フランスの首都パリ近郊にあるフランス最大の国際空港です。フランスの軍人、大統領のシャルルドゴールにちなんで名づけられており、3レターコードは「CDG」になります。
同空港はのターミナルは1、2と3に分かれており、ターミナル1はスターアライアンス系やアフリカ系他、ターミナル2は同国フラッグシップキャリアであるエアフランスを中心としたスカイチーム組と、ブリティッシュエアウエイズを中心としたワンワールド組他が使用しています。ターミナル3はLLC系が中心となります。ターミナル1は建物が円筒形でチェックインカウンターから出発ロビーにあがるエスカレーターが透明なチューブを通っており、他の空港にはない神秘的な印象があります。その点ターミナル2は、その後の建造でもあり、ターミナル1と比較すれば、近代的な印象を持ちますが横に広く、端から端の移動が強いられる場合は、やや時間がかかります。
ターミナル2は、欧州近距離線が2A、2B、2C、2D、2Gが使用されており、ブリティッシュエアウエイズはロンドン行きがほとんどになり、2Aが割り当てられています。パリシャルルドゴール(CDG)からロンドンヒースロー(LHR)に移動する際、ゲートが2Aであったため、ターミナル2Aのワンワールド系ラウンジである、キャセイパシフィックラウンジを利用しましたので、お伝えします。
ターミナル2は上下3つのアーチの組み合わせからなる構造が特徴ですが、2Aは南側のアーチの最も西端ターミナルになります。
シャルルドゴール空港2Aターミナル
ターミナル2Aの拡大地図が以下になります。今回使用したゲートはA51で、ターミナル2Aと2Cの間にあるワンワールド系ラウンジからは近く、出発ぎりぎりまでラウンジでゆっくり過ごすことができました。
ターミナル2AのゲートA51とターミナル2Aと2Cの間にあるラウンジの位置関係を示す拡大図が以下になります。お店もたくさんありますが、訪問時は朝早かったので開いていませんでした。
ターミナル2Aと2Cの間にあるラウンジのリストは以下になります。
ターミナル2Aとターミナル2Cの間にある、ラウンジの場所を示す案内板です。
やや上にありますので、ぼーっと歩いているとやや見過ごす位置になります。
キャセイパシフィックラウンジ
ターミナル2Aと2Cの境目のエリアにあるエレベータを使って、上階に上がったところにあるキャセイパシフィックラウンジの入り口です。同じフロアにいくつかのラウンジがあります。エミレーツとエディハドのラウンジは発見できましたが、残念ながらアメリカンのラウンジは見つけられませんでした。
キャセイパシフィックラウンジの中の様子です。ダイニングエリアに近いテーブル席とカウンター席です。
くつろぐソファー席のエリアになります。
ダイニングエリアの様子です。パリのラウンジらしく、パン類とパンにあった総菜類がメインになります。
残念ながら、ザ・ヌードルバーはありませんでしたが、キャセイらしく、香港テイスト(醤油、ピーナッツ、香草、ネギ)のおかゆの提供がありました。アジア(日本)人としては、パンにハムとチーズをはさんで食べるよりほっとします。
今回搭乗したターミナル2A 51ゲート付近はこんな感じです。
朝一番のフライトでしたので、ゲートもがらんとしています。
最後に
ワンワールドの欧州エリア盟主であるブリティッシュエアウエイズが、シャルルドゴール空港に自前ラウンジを持たないのは自社運航便がロンドン/パリ間の短距離便しかなく、シャルルドゴール空港から長距離運航便を持つアライアンスメンバーの運営ラウンジを共用させてもらうほうが効率的だからであることは容易に想像できます。
このラウンジを使うケースは、
向かう場合になりますが、個人的には上記フライトで欧州から移動するならば、ロンドンからBA(ブリティッシュ)のラウンジで時間を過ごしてから登場したいと思います。
大陸間(長距離)移動をする場合は、ラウンジでの快適さを追求するのであれば、選択したエアラインの本拠地から飛ぶのが最も心地よいのではないでしょうか?
エメラルド会員なら、そう思う気持ちは、なお強いのではないかと思います。

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