世界3大航空アライアンスの現状

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世界のフルサービスキャリアは、主に3つの航空連合(アライアンス)を作って、コードシェアをしたり、ラウンジを共有したりして、搭乗客の利便性を上げ、同じアライアンスへの囲込みを行っていますが、最近アライアンスを超えた提携や、アライアンスの移籍などのニュースが目につきます。3大アライアンスの現状と今後について考察してみました。

3大航空アライアンスとは

 

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  •  スターアライアンス:1997設立
    • 設立時メンバー:エアカナダ、ユナイテッド、ルフトハンザ、スカンジナビア、タイ
  • ワンワールド:1999設立(今年20周年)
    • 設立時メンバー:アメリカン、ブリティッシュ、キャセイパシフィック、カンタス
  • スカイチーム:2000年設立(来年20周年)
    • 設立時メンバー:デルタ、エールフランス、大韓航空、アエロメヒコ

 

各アライアンスのエリア別加盟エアラインは以下の通り

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各アライアンスの特徴と動き

 

スターアライアンス:現在26社加盟、主要大陸、エリアを網羅、加盟社数(26)も最大

 

ワンワールド:現在13社加盟、アフリカ以外主要大陸、エリアを網羅

  • ロイヤルエアモロッコ加入予定で、アフリカをカバー予定、中国南方が加入のうわさ
  • ラタム(チリ)が離脱宣言、カタールの離のうわさあり(その後否定の報道もあり)
  • マレーシアが経営不安、キャセイも香港問題でやや不安定のうわさ

 

スカイチーム:現在19社加盟も、日本、オセアニア、アフリカで加盟無し、

  • ラタムが加入のうわさ
  • 中国南方航空が離脱宣言
  • アリタリアが経営不安

 

アライアンスを超えた提携例

 

JAL(ワンワールド)

  • エールフランス(スカイチーム)
  • 大韓航空(スカイチーム)
  • 中国東方航空(スカイチーム)
  • アラスカ航空
  • エミレーツ
  • ハワイアン航空
  • バンコクエアウエイズ

 

ANA(スターアライアンス)

  • ガルーダインドネシア(スカイチーム)
  • ベトナム航空(スカイチーム)
  • アリタリア(スカイチーム)
  • エアドロミティ
  • マカオ航空
  • エディハド航空
  • ユーロウイングス
  • ジャーマンウイングス
  • ジェットエアウエイズ
  • オリンピック航空
  • フィリピン航空
  • バージンアトランティック

 

各アライアンスの実力

 

各アライアンス、非加盟航空会社でFlightGlobalの2017年の上位70社のデータを集計してみました。

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規模はやはり加盟社数の多さからスターアライアンスです。

売上、輸送キャパ、輸送量共にダントツです。

一方収益率は、ワンワールドが頭一つ出ています。

非加盟の収益率が高いのは、収益性の高いLLCの存在(ライアン、エアアジア、スピリット)や、エリア独立系(ハワイアン、サウスウエスト、アラスカ)の影響が大きいと思われます。

 

最後に

 

日本に住んでいると、ANA=スターアライアンス、JAL=ワンワールドであるため、どちらかもしくは両方のマイル、ステータスポイントをためることになることが多いと思います。その意味では、日本のキャリアとの提携がないスカイチームは興味の度合いが薄くなりがちです。

 

スカイチームの盟主の1社であるデルタは、アジアのハブを成田から、韓国の仁川に移す一方、日本の拠点を成田から羽田に移管します。羽田は日本の客に集中し、東南アジアの客は、乗り継ぎが東京(羽田ー成田)より便利な仁川経由で集客する戦略です。

 

スカイスキャナーやグーグルフライトで、安い航空券を探していると、スカイチームが安い航空券を提供している例が多く、スカイチームでの修行も、修行単価を下げる意味では非常に魅力的ですが、国内線が寄与しない点がもどかしいと思っている方も多いと思います。

 

 

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