JAL 国際線航空券に含まれる日本国内区間のマイル積算率の変更による獲得FOPへの影響

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正確な発表の時期は不明ですが、JALの現在国際線の予約開始日が360日前からですので、もうすぐ始まる約1年後である2021年2月1以降搭乗分の国際線航空券に含まれる国内線の積算率の変更が発表になりました。この変更が搭乗毎の獲得FLY ON POINT(FOP)にどのような影響があるのか、その内容についてよく見てみましょう

 

 

国際線航空券に含まれる日本国内区間とは

 

国際線の発着をもつ日本の各空港から直接海外に出国する場合は関係ありませんが、

国際線の発着を持つ日本の各空港に、別の空港から利用する国際線の発着する空港に飛行機で移動する分も、国際線チケットと一緒に購入する国内線になります

別発券にした場合は、その分はあくまで純粋な国内線のマイル積算率が適用されます。

 

FOPの計算のおさらい

 

JALのサービスステータス(ルビー、サファイヤ、ダイヤモンド)を獲得するためには、既定回数以上登場するか、規定以上のFOPを獲得する必要があり、FOP獲得を選択した人は、FOPの計算方法について理解しておく必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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搭乗クラスや運賃に応じたマイル積算率により算出されたフライトマイルがFOPの一要素になります。

フライトマイル = 基本マイル × マイル積算率

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マイル積算率はチケットの予約クラスによって決まります。

 

 

 

 

 

 

 

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通常の国内線のみの発券では、上記のように運賃によって、マイル積算率が決まりますが、従来から2021年1月31日までは、国際線チケットに含まれる国内線分は、マイル積算率を一律100%で計算できましたが、2021年2月1日以降の搭乗分については、予約クラスによって変動しますという内容です。

 

 

 

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影響の検証

 

2020年3月上旬の那覇ー羽田ーシンガポール往復(いわゆるOKA-SIN)実際の運賃をもとにその影響についてみてみましょう。

 

現状の確認

 

国際線予約クラスはエコノミーのS(積算率50%)、国内線予約クラスはY(積算率は100%)で
2020年3月3日 朝那覇発、羽田乗り換えで同日羽田発、
2020年3月4日 一日シンガポール観光
2020年3月5日 深夜2時シンガポール発、羽田朝着、羽田乗り換えで羽田発、同日午後那覇着

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現状の規定による獲得FOPは10,504FOPとなります。値段も出ていますのでFOP単価は7.96と10円を切っています。

 

2021年2月1日搭乗以降

 

積算率の異なるH(70%)、O(50%)、G(30%)でそれぞれ獲得FOPを試算してみました。

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影響は、最大-2,755FOPになることがわかりました。

 

まとめ

 

2021年2月1日以降、那覇(OKA)-羽田(HND)路線を国際線の一部としての国内線で手配した場合、予約クラスによる獲得FOPの影響及び国際線を羽田(HND)-シンガポール(SIN)をマイル積算率50%のSで手配した場合の総合獲得FOPへの影響は以下の通りです。

 

 

 

 

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ただし、安い積算率の場合は、チケット価格も安くなる可能性もありますので、FOP単価への影響は、2021年2月1日以降の国際線が手配できる360日前(2月上旬以降)に、予約クラスとチケット価格の関係を確認する必要があります。

 

最後に

 

2017年夏に発表、2018年10月以降搭乗分に同様のルールを適用を開始したANAに続いて、JALも約3年遅れで同様のルール適用で追随してきました。生き残りをかけて激しく競い合う両社がお互いの動きを見ながら、各社影響度合いを検証したうえで、最終的にはサービス内容やルールが似ていくのはやむを得ない部分あります。使わせていただく側も何を求めているかをよく考えながら、対応していく必要があると思います。

 

 

航空運賃は時期、プロモーションの有無等で日々変動しております。本情報はあくまで調査時点での情報であり、本情報掲載の運賃が読者調査時に航空会社から必ずしも提示されるものでないことは、あらかじめご了承いただければ幸いです。

 

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