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2020年オリンピックイヤーにむけた一つの準備として首都空港(成田、羽田)ー首都中心部へのアクセス短縮化により、羽田便の新設、増便の発表が相次いでいます。羽田がますます便利になることは間違いないと思います。一方でいままで国際線乗継空港として機能してきた成田はどうなるのでしょうか?
特に、JAL便を中心としてFOP修行をするうえで、修行定番ルートであるOKA-SINのように国際線と国内線を組み合わせるバターンは非常に効果的ですが、国際線と国際線の組み合わせの場合は、いままで乗継が成田で完結していたルートは、気を付けないといつのまにかどちらが羽田発着しかないということになりかねません。最悪羽田⇔成田を移動すればよい話ですが、避けられるのであれば避けたい話です。
羽田の新設、増便に脚光が当たっていますが、一方で影の部分である成田の減便休便に光を当てて、注意点をまとめてみましょう
JAL自社運航便の空港別便数
JAL自社運航便の運航行便数(片道)をまとめてみました。
羽田が12便増便に対し、成田は4便減便(含休便)になっています。
エリア別JAL自社運航便成田便減便(含休便)の状況
北米線
2020年夏ダイヤの目玉ともいえる北米路線の羽田シフトの影響で、成田北米線減便(含)休便数は、4便減+1便増で3便です。
成田便:-4+1=-3
減:ニューヨーク、ダラス、ホノルル
増:サンフランシスコ
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欧州線
欧州線は、主力のロンドン、パリは羽田シフト済、残るフランクフルト、ヘルシンキ、モスクワのうち、ヘルシンキとモスクワが羽田シフトされることにより、欧州線の成田便はフランクフルトだけになりました。
オセアニア線(一部)
豪州線はシドニー線が羽田シフトとなり、成田便がなくなります。グアム便が増便となります。
アジア線(一部)
デリー線が羽田シフトで、成田線がなくなりますが、ベンガルールが成田線として増設されます。
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まとめ
JAL自社運航便でのFOP修行において、距離がありルート的に後戻りしないルートにて、乗り換え拠点をまとめてみました。かなり羽田乗り換えが多くなる印象です。
- 南アジア⇔豪州、米州
- 豪州⇔米州、欧州
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最後に
3月29日以降、羽田国際空港の混雑ぶりは体感的にもかなりのものになるでしょう。
逆にJAL便に関しては余裕が出ると思われる成田便を中心に修行を計画するのもよいと思います。
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