ANAのプレミアムポイント(PP)の加算システムは、ANA便以外にもスターアライアンス便でもマイル積算率100%には、400搭乗ポイント(搭乗P)が付与されます。
日本以外の最寄りのスターアライアンスは、中国の中国国際航空(CA:エアーチャイナ)か台湾のエバー航空(BR)になりますが、CAで面白そうなルートがありましたので、ご紹介します。
現在中国国際航空(CA)によるオーストラリア便は、2月3日から3月28日まで運休が決定しました。
本ルーティングは4月中旬ゆえ現在は対象ではありませんが、その後の情報についてはご留意ください。
中国国際航空(CA)
中国内では南方(CZ)、東方(MU)につぐ3位ですが、中国のフラッグシップキャリアで、中国の要人の外遊には中国国際航空で移動することが多いです。
英文名で「エアーチャイナ」ですが、紛らわしいのが台湾の「チャイナエアライン(中華航空:CI)」です。
PP単価を求めるとやはりプレミアムエコノミーのケースが多いですが、今回もプレミアムエコノミーで10円を切るルートがありました。シドニー発券北京首都往復です。
CAのプレミアムエコノミーについて
北京首都⇔シドニーは現在A330-300が使用されており、プレミアムエコノミーは全311席中20席です。
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A330-300は日本の国内線では飛んでいませんので、興味深い機材になります。
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足元もだいぶ余裕がありそうです。
SYD⇔PEK
4月中旬でシドニー発北京往復が、プレミアムエコみーでPP単価8.34でした。
4月13日夜にシドニー発、翌日早朝北京首都着、一日北京で観光し、15日深夜に北京首都発、同日15時前にシドニー着になります。
今回のプレミアムエコノミはEクラスで、マイル積算率が70%ですので、残念ですが搭乗Pは付与されません。
日本からシドニーまでの足
スターアライアンスで日本から発券地であるシドニーまでどうやって行くかですが、GoogleFlightで探すと、シンガポール(SQ)のプレミアムエコノミがーもっともPP単価的に有利であったため、組み立ててみました。
4月12日お昼前に成田発、同日夕刻シンガポール着、同日シンガポール発で翌13日早朝シドニー着
4月16日昼前にシドニー発、同日夕刻シンガポール着、同日深夜シンガポール発翌日朝成田着
成田(NRT)⇔シンガポール(SIN)⇔シドニー(SYD)全行程A380になります。
シンガポール航空(SQ)のA380
SQのA380は昨年新しい仕様が発表され、2020年1月から成田線にも導入されているようです。
SQA380のプレミアムエコノミーの座席
同社HPより
A380新機材のプレミアムエコノミはー、メインデッキ(1F)の前方に配置されています。
まとめ
残念ながら、総合PP単価は10.67と10円を切ることはできませんでした。
全行程エアバスになります。
最後に
シドニー⇔北京はA330、成田⇔シドニーはA380(新機材)とエアバスのプレミアムエコノミー乗りくらべのようなルーティングになりました。
中国の航空会社は機材は古い、サービスは悪いというイメージをお持ちの方も多いと思います。機材の方は新しくなっていますので、サービスレベルの高いSQとの比較も面白いと思います。
航空運賃は時期、プロモーションの有無等で日々変動しております。本情報はあくまで調査時点での情報であり、本情報掲載の運賃が読者調査時に航空会社から必ずしも提示されるものでないことは、あらかじめご了承いただければ幸いです。

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