所属国国土が小さく、国際線のみの事業をしている航空会社は複数ありますが、その中でも大手といわれるシンガポール(SQ)、カタール(QR)、キャセイパシフィック(CX)が、2020年度後半で、安めのビジネスクラス運賃を提示しているのが散見されますので、調べてみました。
いずれも往復約20,000マイル前後で、JAL/FOPもしくはANA/PP単価が10円程度のルートになります。
シンガポール 9月 オスロ発券メルボルン ビジネス ANA/PP単価 9.87
オスロ発券、コペンハーゲン、シンガポール経由、メルボルンのルートになります。
移動マイル数:20,518マイル
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旅程概略
9月5日(土)朝オスロ発、同日昼前コペンハーゲン着、同日昼コペンハーゲン発、
9月6日(日)早朝シンガポール着、同日朝シンガポール発、夕刻メルボルン着、メルボルン泊
9月7日(月)夕刻メルボルン発、
9月8日(火)深夜シンガポール着、深夜シンガポール発、朝コペンハーゲン着
午前コペンハーゲン発、昼過ぎオスロ着
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予約クラスはDで積算率125%のビジネスクラス。
運賃は26,132NOK(276,738円)、獲得PPは28,048で、ANA/PP単価9.87
搭乗毎の搭乗ポイント(400P)が効いています。
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乗り継ぎ時間が非常に短いのが気になりますが、トラブルでなければ長距離便は予定より早めに到着する場合が多いです。
キャセイ 9月 オークランド発券ケープタウン ビジネス JAL/FOP単価9.25
オークランド発券、香港、ヨハネスブルグ経由、ケープタウンのルートになります。
移動マイル数:26,216マイル
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旅程概略
9月17日(木)昼オークランド発、同日夜香港着
9月18日(金)深夜香港発、早朝ヨハネスブルグ着、午前ヨハネスブルグ発、同日昼前ケープタウン着 ケープタウン泊
9月19日(土)観光 ケープタウン泊
9月20日(日)朝ケープタウン発、午前ヨハネスブルグ着、昼前ヨハネスブルグ発
9月21日(月)早朝香港着、同日夜香港発
9月22日(火)午前オークランド着
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予約クラスはIで積算率125%のビジネスクラス。
運賃は4,599HKD(303,055円)、獲得PPは32,770で、JAL/FOP単価9.25
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乗り継ぎ時間は比較的余裕があるので安心です。
カタール 9月 ジャカルタ発券ニューヨーク ビジネス JAL/FOP単価10.48
ジャカルタ発券、ドーハ経由、ニューヨーク(JFK)のルートになります。
移動マイル数:21,974マイル
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旅程概略
9月7日(月)昼ジャカルタ発、同日夜ドーハ着
9月8日(火)深夜ドーハ発、早朝ニューヨーク着 ニューヨーク泊
9月9日(水)観光
9月10日(木)午前ニューヨーク発、
9月11日(金)早朝ドーハ着、同日夕刻ドーハ発、
9月12日(土)午前ジャカルタ着
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予約クラスはRで積算率125%のビジネスクラス。
運賃は42,203,799IDR(287,872円)、獲得PPは27,872で、JAL/FOP単価10.48
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まとめ
コロナが大騒ぎになる前は、なかなかビジネスクラスでFOP/PP単価10円を切るルートを探すのは、かなり時間がかかった作業であった記憶ですが、コロナ禍がいつ収束するかはわかりませんが、ある程度先の時期では少しずつ料金を出して、様子を見ているものと思います。
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もちろん、出発地、経由地、目的地の各国で入国がスムーズにならなければ成立しない旅程ですし、当面体温には各国の権益は相当敏感になると思いますので、体調万全で臨まなければなりません。本当に修行ですね。
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