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JAL、ANAのステータスポイントであるFLY ON ポイント、プレミアムポイントは各社が指定する情報、計算式に基づいて計算されますが、その内容をよく理解、把握しておかないと、いざ積算されてみたら、想定と違ったということになりかねません。
多めの積算は問題ありませんが、たいてい「足りない」ということが多いと思います。また私企業が設定するルールですので、状況に応じて改変しますので、定期的な確認が必要です。
改めて現在の積算の方法の違いを確認、まとめてみました。
計算式
JALの計算式
ANAの計算式
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各社要素の呼称は異なれど、基本的な計算方法は同じです。
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JAL/ANAの計算内容の詳細比較
JALの計算式詳細
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JL便名付与のコードシェア便の区間マイルはJLが公表しているマイルが適用されます。
搭乗ボーナスは、JL便名付与のコードシェア便は、運賃種別により搭乗ポイント(400P)が付与されます。
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ANAの計算式詳細
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ANAがHPで公表している基本マイルはNH運航便(除コードシェア)のみを、コードシェア含む他社運航便は、運航各社が認定するマイル数が適用されますとありますが、そのマイル数を確認する方法までは記載ありません。
搭乗ポイントは、ANA運航便はANA指定運賃、予約クラスに応じて付与されますが、NH便名付与のコードシェア便や、スターアライアンス運航便も積算率100%以上に限り付与されます。
まとめ
両社とも自社運航便については、ほぼ同じ内容になりますが、コードシェアや所属するアライアンス運航便の取り扱いが微妙に異なります。
区間マイル
JALの場合は、コードシェア便についても公表してくれるので、誤差は生じませんが、ANAはコードシェア便のマイルは、運航会社の規定となりますが、その確認方法が明示されていませんので、誤差が生じる可能性があります。
搭乗ボーナス
ANAはスターアライアンス運航便でも積算率100%以上なら400P加算されます。所属会社数が多く、積算率差益にしておけば、1フライト400P加算されるのは好印象です。
一方、JALはJAL便名付与に限られますので、やや範囲が限定される印象があります。
最後に
今回のコロナ禍で、このルールもまた改変される可能性が高いと思われますが、落ち着いてからだと思いますが、各社より発表されるルールをまずよく確認、理解する必要性は変わりませんので、また動きがありましたら、お伝えしたいと思います。
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