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2020年夏ダイヤにおける自社運航便新路線で、今まで成田からも飛ばしていなかった目的地は、モスクワ、ウラジオストク、ベンガルールの3つと思います。
開設に向けこれからキャンペーンが張られる可能性がありますが、どのような運賃やキャンペーンが出れば、FOP修行に使えるのか試算してみました。
モスクワ
東京ーモスクワ(SVO)間の基本マイルは、4,668mileで、東京ーヘルシンキ(HEL)の4,874mileよりも短く、欧州路線なので、FLY ON ポイント換算率も1倍で、あまりFOP修行としてはあまり旨味のない路線といえるでしょう。
JAL運航便でモスクワ往復で獲得できるFOPから、FOP単価10円となる往復運賃を設定のあるビジネス、エコノミーで見てみるとビジネスで約12.5万円、最も安いエコノミーで5.5万となりました。
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現時点で4月以降の東京ーモスクワ間のJAL運航便による最低運賃をグーグルフライトてみてみると
- ビジネスはモスクワ発券でも東京発券でもおおよそ32万円
- エコノミー(50%)は、モスクワ発券で約7万円
とFOP単価10円を切るのは現時点では難しそうです。FOP2倍キャンペーンを行って頂ければ、エコノミーはFOP単価10円を切るルートが組める可能性はありそうです。
ウラジオストク
東京ーウラジオストクは、ANAも同時期に就航となり、2020年夏ダイヤで盛り上がっている路線の一つです。距離が近く、時差もあまりないことから手軽さからと思います。
距離は658mileと国内線かと思うほどで、羽田から600mile台の場所は、鹿児島(601mile)、女満別(608mile)となります。
ウラジオストクの厳しいところは、ロシアということで欧州とみなされ、FOP換算率1が適用されることです。
JAL運航便でウラジオストク往復で獲得できるFOPから、FOP単価10円となる往復運賃を設定のあるビジネス、エコノミーで見てみると、ビジネスで2.5万円、最も安いエコノミーで1.5万となりました。
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現時点で4月以降の東京ーウラジオストク間のJAL運航便による最低運賃をグーグルフライトてみてみると
- ビジネスはウラジオストク発券でおおよそ8万円
- エコノミー(50%)は、ウラジオストク発券で約3万円弱
とFOP単価10円を切るのは現時点では難しそうです。さらにFOP2倍キャンペーンを行っていただいてもFOP単価10円を切るのは難しい路線であることがわかりました。
ベンガルール
こちらは距離があり、アジアということでFOP換算率1.5が適用されるため期待できそうです。
距離は4,168mile
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JAL運航便でベンガルール往復で獲得できるFOPから、FOP単価10円となる往復運賃を設定のあるビジネス、エコノミーで見てみると、ビジネスで16万円、最も安いエコノミーで7万となりました。
現時点で4月以降の東京ーモスクワ間のJAL運航便による最低運賃をグーグルフライトてみてみると
- ビジネスはベンガルール発券でもおおよそ27.6万円
- エコノミー(50%)は、ベンガルール発券で約7万円弱
とエコノミーならFOP単価10円ぐらい、ビジネスではFOP単価10円を切るのは現時点では難しそうです。FOP2倍キャンペーンを行って頂ければ、エコノミーならFOP単価10円を切れることがわかりました。
まとめ
いずれの目的地も、現在グーグルフライトで検索できる運賃では、FOP単価10円を切るのは難しそうですが、万が一就航記念でFOP2倍キャンペーンを行って頂ければ、エコノミーについてはFOP単価10円を切ることはできる可能性があることがわかりました。
航空運賃は時期、プロモーションの有無等で日々変動しております。本情報はあくまで調査時点での情報であり、本情報掲載の運賃が読者調査時に航空会社から必ずしも提示されるものでないことは、あらかじめご了承いただければ幸いです。
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