ANAから発表のありましたプレミアムポイント(以下PP)特別倍率(2倍)活用で1発プラチナ(=SFC申込権利)のプランをご紹介しました。
実際に実行できるか否かは、訪問地の状況及びかなりANA様の発券におけるご理解とご協力が必要なため、要確認・慎重が求められますが、机上で「一発ダイヤモンド」のルートを組み立ててみました。
組み立て方
東京を乗継地として、第一路線をを路線倍率1.5倍が付与されるアジア・オセアニアー東京、第二路線を今回も欧州は外し、北米として探してみます。
第一路線は、ANAのアジア・オセアニアの就航地の中で距離が長く本数も多いシドニー(SYD)-羽田(HND)とします。
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シドニー(SYD)発券、ビジネス、6月23日(火)発券地発、6月24日(水)もしくは25日(木)目的地発で、運賃、PPを比べてみました。
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PP単価的にはSYD-HND-LAX(+HND-SYD)が最も良いですが、総PPが97,821と1発ダイヤモンドとはいきません。
タイトル通り、今回ANAマイレージクラブ(AMC)を申し込んで、1旅程でダイヤモンドを取得できるルートは、緑色のニューヨーク(JFK)、シカゴ(ORD)、ワシントン(IAD)、ヒューストン(IAH)、メキシコシティ(MEX)ですが、なるべく短い旅程(目的地24日発ができる旅程)ということで、
ニューヨーク(JFK)、シカゴ(ORD)、ヒューストン(IAH)の3つが絞り込まれます。

ここから先はもうお好みですが、3つの中でもっともPP単価の良いニューヨーク(JFK)で詳細を見てみましょう。
SYD-HND-JFK 一発ダイヤモンド旅程詳細
シドニー発券、羽田経由、ニューヨークの旅程詳細
6月23日(火)夜シドニー発
6月24日(水)早朝に羽田着、同日午前羽田発、同日午前ニューヨーク着
同日夜ニューヨーク発
6月25日(木)夜羽田着、同日深夜羽田発
6月26日(金)朝シドニー着
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運賃は52万円、2倍のおかげで獲得PPは73,288、PP単価は7.10
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東京からシドニーまでの移動
東京(HND)-シドニー(SYD)を足しこみますが、10万PPまであと約2.7万PPなので、プレミアムエコノミーで組み立てます。
.座席クラスがEなので積算率100%で、獲得PPが30,778と、通しの総獲得PPは10万を超えることができます。
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まとめ
通しで全体旅程を再確認します。
6月23日(火)朝羽田発、夜シドニー着、入国せず乗ってきた飛行機で折り返し、シドニー発
6月24日(水)早朝に羽田着、同日午前羽田発、同日午前ニューヨーク着
同日夜ニューヨーク発
6月25日(木)夜羽田着、同日深夜羽田発
6月26日(金)朝シドニー着 入国せず乗ってきた飛行機で折り返し、昼シドニー発、夜羽田着
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なんどすべて機中泊です。

運賃総額は76万円、総獲得PPは104,066、PP単価は7.31
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すでに1万PP程度おもちのかたなら、ほぼ1発ダイヤモンドのSYD-HND-LAXで十分ですので、こちらも参考までご紹介します。
SYD-HND-LAX ほぼ一発ダイヤモンド旅程詳細
シドニー発券、羽田経由、ロサンゼルスの旅程詳細
6月23日(火)昼シドニー発、同日夜羽田着、同日深夜羽田発、同日夕方ロサンゼルス着
ロサンゼルス泊
6月24日(水)夕方ロサンゼルス発
6月25日(木)翌夜羽田着、同日深夜羽田発朝シドニー着
6月26日(金)朝シドニー着
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運賃は46万円、2倍のおかげで獲得PPは67,043、PP単価は6.83
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東京からシドニーまでの移動
SYD-HND-JFKと同じ考え方ですが、スケジュールがやや異なります。
.座席クラスがEなので、積算率100%で、獲得PPが30,778ですが、通しの総獲得PPは10万にやや足りません。
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まとめ
通しで全体旅程を再確認します。
6月22日(月)夜羽田発
6月23日(火)朝シドニー着、入国せず乗ってきた飛行機で折り返し
昼シドニー発、夜羽田着、同日深夜羽田発、同日夜ロサンゼルス着
ロサンゼルス泊
6月24日(水)夜ロサンゼルス発
6月25日(木)夜羽田着、同日深夜シドニー発
6月26日(金)朝シドニー着、入国せずに乗ってきた飛行機で折り返し、昼シドニー発、夜羽田着
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運賃総額は約70万円、総獲得PPは97,821、PP単価は7.14
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まとめ
HND-SYD-HND-JFK-HND-SYD-HND
HND-SYD-HND-LAX-HND-SYD-HND
最後に
タイトル通り、「ANA PP2倍キャンペーン活用 「6月下旬国際線で1発ダイヤモンド」机上では組めますし、予約もできるようです。
どちらのプランかは、お好みの問題と思いますが、SYD-HND-JFKはすべて機中泊ですので、すべて事前に発見できれば、トランジットで済みますので入国不要です。
しかしながら、実行できるかどうかは状況次第でありますし、実行するかどうかはご自身の判断とリスク管理が重要になります。
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