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航空会社各社は、定期的に予約クラスの名称変更や、積算率の変更を行ってきていますが、コロナの影響もありその変更の頻度は上がっているようにも感じます。
StarAllianceにおける各航空会社の予約クラス別積算率の最新状況を確認してみました。
予約クラス別積算率最新版
一覧表は以下になります。
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クラス別特徴
ファーストクラス
積算率は予約クラスに関わらず150%のみです。
使われているアルファベットは、「F」、「A」がほとんどですが、タイ航空(TG)のみ、「P」が割り当てられています。
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ビジネスクラス
積算率は予約クラスに応じて、125%、100%、70%の3段階です。
各社共通して使われているアルファベットは、「C」、「D」になります。
他「Z」、「J」、「U」、「X」などが使われています。
低積算率は「P」を使う例が多いです。
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プレミアムエコノミークラス
積算率は予約クラスに応じて、100%、70%の2段階です。
あまり共通性はありませんが、「G」、「E」、「N」が多い印象です。低積算率は「N」や「E」、「R」が使われています。
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エコノミークラス
高積算率(100%)は「Y」は各社共通ですね。
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ANAと共同事業航空会社
スターアライアンス加盟26社の提携度合いは様々ですが、ANAは、ルフトハンザグループ(ルフトハンザ、オーストリア、ブリュッセル、スイスインターナショナル)とユナイテッドと共同事業を行っているため、提携度合いが強いグループといえると思います。この3グループの予約クラスの割り当てアルファベットを並べてみると、多少の違いはありますが、極めて共通性が高いことがわかります。
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最後に
コロナの影響で、世界中の航空産業に大きな影響があり、事業運営もままならない状況まで追い込まれている航空会社も数多く出てきています。航空会社から見れば、顧客へのサービス内容も、質も見直さざるを得ない状況とも思います
コロナ前における航空会社にとっての重要顧客は、利用頻度の高い顧客でしたが、コロナ後はどのような使い方をする顧客が、航空会社にとって重要な顧客になるんでしょうか?
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