コロナ禍の収束の見通しも見えない中、各航空会社の運賃もプロモーションを一旦引っ込めてしまっているような状況と感じられますが、年後半の運賃を見ていると少しづつ出始めています。
その中でエアロメヒコの東京(成田)発 メキシコシティ、サンパウロで驚愕の運賃が出ていましたので、ご紹介します。
アエロメヒコ(AM)
アエロメヒコは、メキシコ合衆国のフラッグキャリアであり、3大アライアンスの一つであるスカイチームの創設メンバーの一社になります。
日本とは成田ーメキシコシティの直行便を就航させており、JALとのコードシェアを2019年2月から開始しています。
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成田発券メキシコシティ往復 8月下旬
東京発ビジネスクラスで運賃をGoogleFlightで眺めていたら、メキシコシティがひときわ安い20万円以下が目立ちましたので、確認してみました。
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アエロメヒコによる直行便です。現地2泊(24日夜、25日夜)が必要ですが、これ以上短くすると運賃は倍以上に上がります。
旅程概要は以下になります。
8月24日(月) 昼過ぎ成田発、同日昼過ぎメキシコシティ着 メキシコシティ泊
8月25日(火) 観光 メキシコシティ泊
8月26日(水) 観光
8月27日(木) 深夜メキシコシティ発
8月28日(金) 朝成田着
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GoogleFlightで進めていくと、Aeromexicoでの予約ができます。実際にはConfortクラス(格安ビジネス)の選択になり、往路$803.87、復路$802.05で、往復$1605.92となります。
GoogleFlightでは、日本円で174,740円と表示されていますので、JPY/$=108.81の為替を採用していることがわかります。
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Comfortの運賃クラスはI,Dで規定されていますので、間違いなくビジネスクラスになります。
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成田発券サンパウロ往復 8月下旬
エアロメヒコが他にも驚愕運賃を出していないかどうか見ていたら、ありました。
GoogleFlightの目的地未入力の地図上では出ないのですが、
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目的地をサンパウロに絞ると、出てきます。
さらになんと、成田発券メキシコシティ乗継、サンパウロ往復ビジネスクラスが、上述のメキシコシティよりもやや安い168,160円です
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旅程概要は以下になります。現地2泊(25日夜、26日夜)が必要ですが、これ以上短くすると運賃は約倍に上がります。
8月24日(月) 昼過ぎ成田発、同日昼過ぎメキシコシティ着 同日夜メキシコシティ発
8月25日(火) 朝サンパウロ着 観光 サンパウロ泊
8月26日(水) 観光 サンパウロ泊
8月27日(木) 朝サンパウロ発、同日夜夜メキシコシティ着
8月28日(金) 深夜メキシコシティ発
8月29日(土) 朝成田着
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Comfortの運賃クラスはI,Dで規定されていますので、間違いなくビジネスクラスになります。
まとめ
運賃:174,740円(諸費用込)
基本マイル(往復):14,006 座席積算率125%とすると、17,507ポイントとなりますので、ステータスポイント単価はほぼ10円になります。
運賃:168,160円(諸費用込)
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基本マイル(往復):23,232 座席積算率125%とすると、29,040ポイントとなりますので、ステータスポイント単価は5.8円になります。
最後に
スカイチーム故、JALのFOP、ANAのPP獲得に寄与する情報ではありませんが、各社コロナ禍後を見据えて、各種試行錯誤しているものと思います。
今後も単発的にこのような情報は出ると予測されますので、しっかりウオッチしていきたいと思います。
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