チャイナエアラインは、台湾のフラッグキャリアですが、アライアンス所属がスカイチームであり、日本国内在住者にはやや存在感が薄い印象もあります。
また、昨今の中台の状況から、同社は社名の改称も検討しているとの報道もありますが、他方日本とは心理的にも物理的にも距離が近いと思われている方も多いので、同社による台北からの日本へのネットワークは14か所(コロナ前)にも上ります。
今回チャイナエアライン運航便にて、日本発券アジア往復 ビジネスクラスが約10万円と日系でのキャンペーン時の運賃よりもやや安い値段で出ていますので、同社の上級会員システムの概略と共に、日本発券の例をご紹介したいと思います。
チャイナエアライン(CI)のマイレージプログラムと上級会員システム
チャイナエアラインの上級会員の仕組み概略をまとめます。
マイレージプログラム名:ダイナスティ
会員種
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各会員レベルのSkyteamにおけるステータスは以下の通りです。
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詳細は下記を参照ください
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達成要件
エリートプラスであるエメラルドは、チャイナエアライン/マンダリン航空での規定登場回数と80,000フライトマイル以上、パラゴンは、チャイナエアライン/マンダリン航空での規定登場回数100,000フライトマイルとなります。
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維持要件
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チャイナエアラインへのマイル積算時の座席クラス別の積算率
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新千歳(CTS)ー台北(TPE)ージャカルタ(CGK)
概要
- 発券地:札幌(CTS)
- 利用絵航空会社:チャイナエアライン(CI)
- 座席クラス:全行程ビジネスクラス 往復Dクラス 積算率125%
- 全行程移動距離:8,088マイル
- 札幌出発日:2021年1月25日
- 札幌帰着日:2021年1月28日
- マイレージ積算:チャイナエアライン(CI)
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旅程詳細
1月25日 午後札幌新千歳発、夕方台北着 台北泊
1月26日 朝台北発、午後ジャカルタ着 ジャカルタ泊
1月27日 午後ジャカルタ発、夜台北着 同泊
1月28日 朝台北発、午後札幌千歳着
3泊4日 現地3泊(台北2、ジャカルタ1)
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獲得フライトマイル:10,110、運賃:107,790円、フライトマイル単価:10.66
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まとめ
- 発券地:札幌(CTS)
- 利用絵航空会社:チャイナエアライン(CI)
- 座席クラス:全行程ビジネスクラス 往復Dクラス 積算率125%
- 全行程移動距離:8,088マイル
- 札幌出発日:2021年1月25日
- 札幌帰着日:2021年1月28日
- マイレージ積算:チャイナエアライン(CI)
- 獲得フライトマイル:10,110、運賃:107,790円、フライトマイル単価:10.66
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最後に
スカイチームは、どのエアラインにマイルを積算するかで悩まれている方も多いと思います。一般的には「DELTA」を選ばれている方も多いと思いますが、デルタでの北米往復が多い方以外は、どうしてもスカイチーム運航便での積算が多くなります。
デルタでのスカイチーム提携は、「コアグローバル提携会社」と「グローバル提携会社」にわかれ、中国東方航空を除くアジア系提携会社(チャイナエアライン、ベトナムエアライン、ガルーダインドネシア、厦門航空)は「グローバル提携会社」となっており、積算率がコアグローバル提携会社より良くありません。
そうであれば、アジア系のどこかにマイル積算をして、Skyteam ElitePlusを確保するという考え方もあろうかと思います。
ベトナム航空も、路線によっては非常に安い運賃を出していますので、チャイナエアライン積算で、チャイナエアラインとベトナム航空の組み合わせで、ElitePlusを目指すのも面白いように感じます。
チャイナエアライン積算時のベトナムエアラインとガルーダインドネシアでの積算率は以下の通りで、一般的な積算率のように感じます。
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