Index
現在世界的なホテルチェーンであるIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)のSpire(スパイア)をアンバサダーの仕組みを使って維持していますが、そのメンバーシップレベルの仕組と上級メンバーへのエリートステータスポイントの効率的な貯め方をご紹介します。
IHGブランドの全容
現在17ブランドで展開し、世界で約6000弱のホテル数を有します。
ホテル数でみれば、同じく世界的チェーン展開のヒルトングループやマリオットグループと同じ規模になります。
用途、設備により3カテゴリーに分けていますが、主力はホテル数から見ても、主力はホリデーイン、ホリデーインエクスプレスになります。
日本のIHG系ホテル
運営はIHG直系とIHG・ANAホテルズ系に分かれますが、執筆時点で日本には以下開業済が33ホテル、開業予定が4ホテルがあります。
IHG直系
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピアエイト)
- ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
- インターコンチネンタルホテル大阪
IHG・ANAホテルズ
- ANAクラウンプラザホテル札幌
- ANAホリデイ・イン札幌すすきの
- ANAクラウンプラザホテル千歳
- ANAクラウンプラザホテル釧路
- ANAホリデイ・イン仙台
- ANAクラウンプラザホテル成田
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
- ANAクラウンプラザホテル新潟
- ANAクラウンプラザホテル富山
- ANAクラウンプラザホテル金沢
- ANAホリデイ・イン金沢スカイ
- ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
- ANAクラウンプラザホテル京都
- ANAクラウンプラザホテル大阪
- ANAクラウンプラザホテル神戸
- ホリデイ・イン大阪難波
- ANAクラウンプラザホテル米子
- ANAクラウンプラザホテル岡山
- ANAクラウンプラザホテル広島
- ANAクラウンプラザホテル宇部
- ANAクラウンプラザホテル松山
- ANAクラウンプラザホテル福岡
- ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
- ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
- ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
- ANAホリデイ・イン リゾート宮崎
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
開業予定
- キンプトン新宿東京
- ホテルインディゴ箱根強羅
- ホテルインディゴ犬山有楽苑
- ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん
メンバーシップレベルの仕組み
IHGリワーズクラブ入会後、獲得ポイントにより4段階になっています。
- クラブ会員
- ゴールドエリート会員 10泊もしくは10,000ポイント
- プラチナエリート会員 40泊もしくは40,000ポイント
- スパイアエリート会員 75泊もしくは75,000ポイント
ポイント獲得基準は、ホリデーインやホリデーインエクスプレスなどは以下になります。
会員が加算対象料金を支払った客室に請求される加算対象となる利用料金の支払い1USドルまたは現地通貨での1USドル相当額につき10ポイント
メンバーシップのメリット
プラチナエリート以上の客室アップグレードや客室保障はメンバーステータスを実感する特典です

メンバーなら全員対象の無料インターネット接続は非常に重要ですので、宿泊予定があるなら、まずはIHGリワーズクラブ入会がお勧めです。
上級メンバーへの近道
上級メンバーになるためのエリートステータスポイント計算方法は、宿泊するとたまる宿泊ポイントの計算方法とやや異なりますので、注意が必要です。(入会したてのメンバーは差はありません)
ポイントの構造
宿泊した場合に提供されるポイントの種類とエリートステータスポイント対象有無を理解する必要があります。
とある宿泊のポイント獲得状況ですが、3種類あります。
- Base Points:宿泊金額に応じ付与されるポイント(対象)
- Elite Bonus Points:ゴールドエリート以上ですと、ランクに応じ付与されるポイント(非対象)
- Bounus Point Package:予約時にオプションでポイントを有償で購入するポイント(対象)
ボーナスポイントパッケージとは
予約時のみ購入できるポイントです。ANAクラウンプラザ成田の予約画面で見てみましょう。
ポイント数に応じ費用が異なりますが、ポイント単価約0.7円程度です。

いくつか見た中では、事前購入ではこのパッケージは購入できず、キャンセル可能はベストフレックス料金にオプションとして表示されます。
効率的にエリートステータスポイントを蓄積にするには、このボーナスポイントパッケージの利用は欠かせません。
経済的効果
ボーナスエリートパッケージの利用有無による費用差をケーススタディしてみます。
前提1:宿泊費用 約$100/泊で、Baseポイント1000ポイントとする。
前提2:ボーナスポイントパッケージの費用は、3000ポイントで、$11.5/泊とする。
為替が絡みますので、やや振れますが19泊、20万円強でスパイアエリートの資格が得られます。
75泊ですと月6-7泊ですから、毎週以上どこかのIHG系列ホテルへの宿泊が必要で現実的ではありませんが、19泊なら、月1.6泊ですから、だいぶ現実感がわいてきます。

ただし、ボーナスポイントパッケージがないホテルや、ボーナスポイントが少ないホテルもありますので、ご注意下さい。
まとめ
IHG上級会員を目指すなら、事前購入より宿泊費用としてはやや割高にはなりますが、キャンセル可能なベストフレックス料金から、ボーナスポイントパッケージをMAXのオプションをつけて、上級会員取得にかかるコストを抑えましょう。

コメント